カノコベラ
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和名
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カノコベラ
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学名
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Halichoeres marginatus
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科名
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ベラ科
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目名
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スズキ目
浅いサンゴ群落や砂礫底で見られるキュウセンの仲間。よく見られる幼魚の体色は黒地に縦に並んだ白点があり、これを鹿の子供に見立てて「鹿の子」ベラと名付けられた。若魚では体側の白点列がなくなり、とても地味な濃紺色になる。越冬はあまりしないようで、成魚はめったに見られないが、1998年は錆浦地先に緑色の雄が出現した。全長18 cmになるが、串本近海では普通10 cm以下の小さな個体しか見られない。