潮間帯や港の中など浅い砂礫底域に生息するフグの仲間。体色は背側が汚緑色で多数の白点があり、腹側が白く、尾ビレは黄色い。潮の引いた浅い海岸に普通に近づいて、背中を海面から出しながら泳ぐこともある。卵巣、肝臓、腸は猛毒、筋肉と精巣は弱毒と全身に毒があるので、食べられない。初夏に波打ち際で一斉産卵し、8月には3 cmほどの幼魚が波打ち際やタイドプールに多く出現する。全長25 cmになる。
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宇久井ビジターセンター