魚類
浅いサンゴ群落や波の荒い岩礁域に生息するスズメダイの仲間。体色は青みのある淡褐色で、背ビレ後半と臀ビレ、尾ビレ上下端に黒いスジが合わせて4本あるのが特徴。全長8 cmになる。…
浅いサンゴ群落域や岩礁域で見られるスズメダイの仲間。体色は薄い茶色で、背ビレの前端に黒斑がある。藻食性でなわばりを持ち、なわばりに入ってくる藻食魚を追い出そうとする。右下の写真は若い個体で、成魚と異な…
やや深いサンゴ群落や岩礁域に生息するベラの仲間。体色は成魚の前半が濃い紫褐色、後半が白く、尾ビレは黄色。胸ビレ基部、背ビレと臀ビレ軟条部に黒斑がある。幼魚では黒地に白点があり、成長に伴い色彩が著しく変…
やや深いサンゴ群落や岩礁域に生息するベラの仲間。成魚は体の前半が紫褐色、後半が薄い黄色で、斜めの黒帯によって二分されている。幼魚は黒っぽい身体に黄色の点が散在する。幼魚も成魚もスミツキベラに似ているが…
やや深いサンゴ群落に単独で生息するベラの仲間。錆浦地先でも見られる若魚の体色は黄橙色で、体の中央に白い横帯があり、その後ろに大きな黒斑がある。成長すると体色が赤褐色になる。また、体の前半に多数の黄点が…
浅いサンゴ群落や岩礁域、その周辺の砂地などで見られるベラの仲間。ピンク色の体に黒白の斜めの帯がある。幼魚は額が大きくなく、茶色のまだら模様で写真の成魚とは雰囲気が異なる。潮岬東側に多いが、西側でもやや…
やや深いサンゴ群落に単独で生息するベラの仲間。体色は黄褐色で腹側が薄い。胸ビレから斜め後方に黒く長い三角形の黒帯があり、尾柄部では黒帯内に白斑がある。全長20 cmほどにしかならない本属の小型種。…
岩礁域に生息し、温帯に適応した大型のベラの仲間。体色は濃い桃色から赤茶色をしている。大きな雄では、額と下顎がコブ状に突出する。大きいものは全長1 mを超える。…
浅いサンゴ群落や砂礫底域で見られるススキベラの仲間。雌雄や成長に伴い体色が変化する。雄は青緑色で美しい。雌は濃い緑色の地に水色の点が規則正しくならんでいる。また、幼魚は普通薄茶色のまだら模様で、海中を…
浅いサンゴ群落域で見られるススキベラの仲間。体色は黒色で体中に多数の白点があり、尾ビレは黄色い。成長した雄は緑色っぽく体色が変化するが、串本では見られないと思われる。串本近海で普通に見られる幼魚や若い…
サンゴ群落域に生息するベラの仲間。体色は吻から背ビレ後縁が黒紫色、腹側が白い。鰓蓋縁と背ビレ、臀ビレ軟条部に黒斑があるが、成長した雄でこれらは消失する。串本では稀なベラで、普通単独で見られる。全長20…
サンゴ群落や砂礫底域に生息するベラの仲間。体がカマスのように細長く、口も大きい。体色は緑褐色で、小型個体では眼を通る暗色スジがあり腹側が白い。稀に全身黄色一色のものも見られるが、自在に体色を変化させら…
サンゴ群落や岩礁域、またはその周辺の砂礫底域に生息するベラの仲間。成魚の体色は全身深緑色で、体側に淡色の横帯が1本ある。ダイビング中に見るのは主に若魚や幼魚で、若魚では体の前半が白く、体の後半が深緑色…
サンゴ群落や付近の砂礫底で普通に見られるカンムリベラの仲間。体色は薄灰色地で、体側に眼を通る太く赤い縦スジと数本の薄赤い縦縞があり、これが白い横縞によって途切れている。成熟した雄では、地色が美しい緑色…
サンゴ群落や岩礁域に生息するスズメダイの仲間。体色はやや青みのある白で、体側に5本の黒い横縞があり、尾ビレの上下葉にそれぞれ黒スジがある。夏になると潮間帯でオヤビッチャに混じって多く出現する。オヤビッ…
タイドプールで幼魚が見られるスズメダイの仲間。体色は銀色で、やや濃い灰色の縞模様があり、尾柄の上部に黒斑がある。大きな個体はあまり見かけないはずだが、最近は海中展望塔でも普通に成魚が見られる。ただし、…
浅いサンゴ群落や岩礁域に生息するスズメダイの仲間。体色は白地に5本の黒い横縞があり、背側の白地部分は黄色くなる。夏に幼魚がタイドプールなどで普通に見られ、冬になると減ってくる。繁殖期の雄は体全体が青っ…
毎年、初夏ごろに潮間帯で幼魚が見られるようになるスズメダイの仲間。体色は銀色で目の上に青いスジが光り大変に美しい。しかし、成長すると青いスジは消滅し、灰色の地味な魚になってしまう。成魚は波の荒い磯や潮…
やや深いサンゴ群落や砂礫底域に生息するスズメダイの仲間。体色は美しいコバルトブルーで吻から背ビレ縁にかけてが黄色い。1～数匹で見られるが、あまり多くない。全長8 cmになる。…
夏の潮間帯で幼魚が普通に見られるスズメダイの仲間。幼魚は黄色地で吻から背中に青いスジがあり、背ビレ軟条部に青く縁取られた黒斑がある。この体色はミヤコキセンスズメダイの幼魚とそっくりで区別が難しいために…
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